絵に描いたような面倒くさい人間(32歳独身女性)
度が過ぎる金欠から、ユーチューバーとやらは、儲かるんかいな?と調べながら、「やっぱり毛の生えた素人のしゃべり聞くのに時間使いたくないな」が勝ってしまい、私にはすごく向いてないことがわかった。
毛の生えた素人には語弊があるのがわかってる。
プロとしてやってる人気者もたくさんいるし、見たらきっと面白いのだけど、表題というかやってる内容にピンとこない。
なにより、喋りのプロとしての下積みを感じられないと楽しめない。
漫才やってた、落語やってた、お笑い芸人やってた、の下積みがほしいのだ。
だからプロの芸人さんのとかは見られるんだと思うが、試してない。
古い人間というか、ただの厄介な人間である。
金髪に黒縁デカ眼鏡のあんちゃんたちが、うぇーいうぇーいってやってるだけで、大学の飲みサーかなんかのノリに見えて、元いじめられっ子の私には受け付けない。
大学の飲み会が陰キャの集いみたいな飲み会だったので、未知の世界だ。
職場の飲み会は好きだけど、頭の中でものすごい立ち回りを計算することがある、泥酔しない限り。
猫の絵一本で楽しんでいくと決めて、色んなしがらみがなくなった今、静かな場所にいたいと思ってしまうため、わざわざ動画でうぇーいうぇーいを見たくない。
バッシングしたいんじゃない、文化としては非常に画期的だと思うし、躍進すればいいと思う。子供たちの夢だし。
ただ、私には向いてないな、って思うだけで。色んな人からユーチューバー見てる知ってる前提で話をされると、困る。
作業用BGMもBGVも、死ぬほど気に入ったドラマか、死ぬほど尊敬する芸人さんの番組か、じゃないとイライラしてしまう。聞き慣れた声がないとダメだ。互換性がないのだ。専用パーツを用意しないと使えない機械くらい面倒くさい人間なのだ。
素人のしゃべりで受け入れられたの、1.2人しかいなかったしニコニコ動画全盛期だしでもう過去。
新しい情報を頭に入れるのが、すごく苦手。視界や聴覚から入れるのが特に苦手だ。
誰かが表とか用意して説明してくれれば大丈夫だ。
しかし視聴覚両方に関わってくるもの以外は、アマチュアの人だろうがプロだろうが、いいものであれば好きなんだよね。イラストや写真や。あと漫画とか。雑貨とか。
要するに、動画が苦手なんだと思う。
目で追ってなきゃいけない、聞いてなきゃいけない、その2つの機能を使った上で、それが自分に合わないものだったときの、とてつもない疲労感。
映画とかもものすごい限られるしね。
お涙頂戴ラブコメはもう、ツバどころか痰を吐きかけるほど苦手だし、説教臭い内容のもなんかやだ。疲れるやつがダメだ。絵に描いたような、バカだから。典型的に頭が、足りないから。
わざわざブログに書いたのは、この感覚を共有できる人間はいるのかな?という疑問から。
さりとて特に大々的に公開もしていないブログだから、なんともならんけども。
視聴覚が面倒な作りの人間は、一定数いると思うんだけどどうなのかな。
モヤさま以外テレビ見なくなったのも、これが原因ではあるんだけど、テレビ見る気にならないはかなり共感してもらえると思う。
その半数はテレビ見ない代わりにユーチューブを見てたりするから、そこで一瞬で袂を分かつ。
今思えば小中学校の視聴覚室で見せられる動画とか、全く頭に入らなかったから体質なんだと思う。
興味がないと本当にない。
好きか嫌いか、じゃなくて好きか普通か興味がないか、なんだと思う。
年取って柔軟になったと思い込んでたけど、結局自分が面倒くさい人間だってのが変わってないって気付いたので、なんにもしたくナイチンゲールだ。